元の強度条件の範囲内で最軽量の形状を得る。ためにトポロジー最適化を実施する。
最適化の目標
ジェットエンジンブラケットの最適設計を得る
・材料:Ti-6AI-4V
・降伏点:900N/㎜^2
最適化における要件
- 最適化後の形状は、元の形状範囲内とする。
- 最適化後の部品体積は、元の形状から80%低減する。
- 最大応力は材料の降伏点以下、且つ、最軽量であること。
- 最適化領域に応力集中部位がないこと。
境界条件
ProTOpの“Start from”機能を用いた最適化
- 前の最適化の結果(形状)を使って新しいセッションを始めます。
- 計算時間やメモリ消費を低減することが可能です。
- 最適化の諸条件を変更することができます。本例では要素サイズを段階的に小さくし、最適形状を得ます。
Start from”機能を用いた繰り返し計算と最適化結果
フォンミーゼス応力分布図
最適化領域(材料除去領域)に応力集中部位はなく、値は降伏点以下