LS-DYNAによるプレス加工解析
こんにちは先端技研の中根です。本日はLS-DAYNAを使ったプレス加工の事例を紹介します。金属の絞り加工をする時に注意しなければならないのが金属に加わる応力と厚みです。パンチとダイスの間に金属板を配置して、絞っていくわけですが途中で金属板が切れたりすると加工失敗になります。
そこで以下のような手順で解析を実施しました。ソルバーは高度有限要素法ソフトであるLS-DYNA、プリとポストはHypermeshを使用しています。
金属板が変形を開始してから均一な厚さで絞り加工が進行している様子がわかると思います。この解析結果を見ながら金属絞り加工の条件を決めて加工を実施することにより、試行錯誤による検討や加工不具合が少なくなると思います。
本日は金属の絞り加工の解析事例をご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。